泡の行方が気になって。私が始めた“環境にやさしい洗濯洗剤”の手作り生活

手作りの環境にやさしい洗濯洗剤を描いた水彩イラスト。透明なボトルに入った自家製洗剤と、重曹・セスキ炭酸ソーダ・石鹸粉などの材料が並ぶ、ナチュラルな雰囲気のイメージ。 エシカルな暮らし
重曹・セスキ炭酸ソーダ・純石鹸粉を使った手作り洗濯洗剤のイラスト。自然素材で作るエコな暮らしをイメージした水彩風デザインです。


はじめに:心の片隅にあったモヤモヤ

日々の暮らしの中で、食器を洗いながらふと思ったことがあります。
「この泡、どこに流れていくんだろう?」
「海の生き物たちは大丈夫なのかな?」

環境に悪いって、どこかでちゃんとわかっていた。
手は荒れて、ひび割れて、つらい。
でも――「仕方ない」って見て見ぬふりをしてきたんです。

そんなモヤモヤを抱えたまま何年も過ごして、ようやく私は**「できることからやってみよう」**と動き出しました。


簡単!環境にやさしい洗濯洗剤のレシピ

手作りの環境にやさしい洗濯洗剤を描いた水彩イラスト。透明なボトルに入った自家製洗剤と、重曹・セスキ炭酸ソーダ・石鹸粉などの材料が並ぶ、ナチュラルな雰囲気のイメージ。
重曹・セスキ炭酸ソーダ・純石鹸粉を使った手作り洗濯洗剤のイラスト。自然素材で作るエコな暮らしをイメージした水彩風デザインです。

環境への負荷を少しでも減らせるように、手作り洗濯洗剤を取り入れ始めました。使うのはどれも自然由来でシンプルな材料ばかりです。

■ 材料(1リットル分)

  • お湯(40℃程度):1ℓ
  • 重曹:大さじ1
  • セスキ炭酸ソーダ:大さじ1
  • 純石鹸粉:大さじ1(固形の純石鹸を細かく刻んだものでもOK)

☆すべてをよく混ぜて、一晩寝かせると ”フルーチェ”みたいな感じになってます。分離してる時もあるけど洗浄力は問題なし。ペットボトルやワインの空き瓶などに入れて冬場は常温。夏場は冷蔵庫で保管しています。(オシャレに見えますし再利用でエコ!)。

☆使う前に良く振ってください。(分離してる時もあるけど洗浄力は大丈夫👍)
☆防腐剤が入ってないので保管には気を付けることと、2~3週間で使い切る。


使い方と保存方法のコツ

  • 使用量の目安:洗濯水10リットルに対して、10cc程度
  • 汚れが多いときは、少し多めに調整
  • 保存期間:1か月で使い切る量を作り、夏は冷蔵庫、冬は常温保存
  • 使用前にはよく振ってください

実際に使って感じたこと

最初は「本当に汚れが落ちるの?」と不安もありました。
でも実際に使ってみると――じゅうぶん落ちます!

のりっぽいべたつきがないの。あと抜群の吸水力。市販のちょっとはじいてた?

市販洗剤特有の“糊っぽさ”や“ぬるつき”がなくて、仕上がりがサラッとして気持ちいいんです。
なにより、「環境にちょっといいことをしている」という安心感が、気持ちまで軽くしてくれる


アロマオイルを入れない理由 ※注意点

※アロマオイルを加えると香りを楽しめますが、天然精油は油分が酸化しやすく、特に夏場や高温環境で自然発火のリスクがあります
私は安全のために入れていません。


まとめ:いいことをしているんじゃない。戻ってきただけ。

「エコだから」とか、「環境のために!」なんて立派なことじゃない。
自分の心が、気持ちよくあるために始めたことなんです。

本来のスタイルに、少し戻れた気がしたから。
そんな洗剤づくり、もしよかったら、あなたも試してみませんか?

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📝免責事項

本記事は筆者の体験と調査をもとに、手作り洗濯洗剤の一例を紹介する内容です。記載している配合・保存方法・使用量などはあくまで参考例であり、すべての家庭環境や洗濯機、衣類、使用条件での安全性や効果を保証するものではありません。

材料に使用する重曹・セスキ炭酸ソーダ・純石鹸は一般的に安全性が高いとされていますが、体質や肌質、素材によってはアレルギーや刺激を感じる場合もあります。使用前には少量で試すなど、各自で十分にご確認ください。

また、アロマオイルなどの油脂類は酸化や自己発熱のリスクが報告されています。本記事では安全性を考慮し使用を推奨しておりませんが、添加する場合は保管・使用環境に十分ご注意ください。

本記事の内容を参考にして生じた事故・トラブル・損害等について、当サイトおよび筆者は一切の責任を負いかねます。作成・使用・廃棄の際は、お住まいの自治体のルールや専門機関(NITE等)の最新情報もご確認ください。

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この記事を書いた人|ゑびす亭 編集室

ゑびす亭 編集室は、「やさしさと知恵で暮らしを整える」をテーマに、体験と実感をもとにした情報をお届けしています。
健康・美容・自然療法・暮らしの工夫・小さなセルフケアから、不思議な話や心に残るエッセイまで――
ひとりでも多くの人が「これ、ちょっとやってみようかな」と思えるような、実用性と物語のある記事を目指しています。
情報にふりまわされず、自分らしく選ぶための“よりどころ”として、そっと寄り添える存在でありたいと願っています。

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