サステナブルって、最近よく聞くけど…
「サステナブルって、最近よく聞くけど……正直、よくわからない。」
そんなふうに感じたことはありませんか?
わたしも、そうでした。
テレビや雑誌、商品パッケージにもよく登場するこの言葉。
なんとなく「環境にいいこと」だとは思っていたけれど、
じゃあ具体的にどんな意味? 何をすればいいの?と聞かれると、うまく説明できなくて。
でも、そんな“モヤモヤ”こそが、たぶんスタートなんだと思うのです。
サステナブル=未来にやさしく、今も心地よく生きること
英語の「sustainable(サステナブル)」には「持続可能な」という意味があります。
でも「持続可能」と言われても、ちょっと堅いですよね。
もっとやさしく言えば――
“未来にも、今にもやさしくあり続けること”。

自然の資源を使いすぎない。
すべての人がちゃんと生きていけるしくみを考える。
経済も暮らしもムリなく長く続けていけるように整える。
つまり、「地球・人・経済」すべてのバランスを大切にする考え方がサステナブル。
それは特別な誰かの話ではなく、わたしたち一人ひとりの暮らしの中にもあるんです。
わたしの暮らしの中の、小さなサステナブル
たとえば、わたしの場合――
朝、自分で摘んだヨモギをお茶にして飲むこと。
お掃除には、重曹と純石けんを使って洗剤を手づくりすること。
トイレを出るときに、次の人のために便座の裏まで拭いてから出ること。
スーパーで買い物をするときは、棚の奥からではなく、手前にある賞味期限の近い商品を選びます。
誰かが捨ててしまう前に、それをちゃんと食べきる。
それだけでも、わたしには大切な“サステナブルの形”なんです。
ムリせず、でも“ちょっとだけやさしい方”を選ぶ。
そういう積み重ねが、わたしの「サステナブルな暮らし」です。
「サステナブル=”意識高い系”の人がやること」じゃない
「オーガニック製品を使わなきゃいけないの?」
「高いエコグッズを買うのが正解?」
「なんだかハードルが高そう…」
そう感じる人も多いかもしれません。
でも、本当に大切なのは**“心の方向”**です。
できる範囲で、気づいたところから始めてみる。
完璧じゃなくていい。むしろ、ゆるやかに続けられる方が、きっと価値がある。

小さなやさしさが、未来につながっている
「サステナブルってなに?」と考え始めたとき、
きっともう、あなたの中でサステナブルは始まっています。
大きなことじゃなくてもいい。
今日、道に落ちたゴミをひとつ拾う。
買いもののとき、奥からではなく手前の食品を選ぶ。
トイレを使ったあと、次の人のことを思ってきれいにする。
それって、未来の自分や、大切な誰かへの
ちいさな手紙みたいなものだと思うのです。
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