🌿サステナブルってなに?──やさしく”暮らし”から考えてみる

障子越しに見える、緑豊かな山々と湖の風景。青空と白い雲が広がる、日本画風の横長の風景画。 エシカルな暮らし
静かな日本の夏景色。

サステナブルって、最近よく聞くけど…

「サステナブルって、最近よく聞くけど……正直、よくわからない。」
そんなふうに感じたことはありませんか?

わたしも、そうでした。
テレビや雑誌、商品パッケージにもよく登場するこの言葉。
なんとなく「環境にいいこと」だとは思っていたけれど、
じゃあ具体的にどんな意味? 何をすればいいの?と聞かれると、うまく説明できなくて。

でも、そんな“モヤモヤ”こそが、たぶんスタートなんだと思うのです。


サステナブル=未来にやさしく、今も心地よく生きること

英語の「sustainable(サステナブル)」には「持続可能な」という意味があります。
でも「持続可能」と言われても、ちょっと堅いですよね。

もっとやさしく言えば――
“未来にも、今にもやさしくあり続けること”。

稲の葉にとまる緑色のカエルと、水田が広がる日本の田園風景を描いた日本画風イラスト。
稲の葉にとまるカエルが見つめる、日本の夏。

自然の資源を使いすぎない。
すべての人がちゃんと生きていけるしくみを考える。
経済も暮らしもムリなく長く続けていけるように整える。

つまり、「地球・人・経済」すべてのバランスを大切にする考え方がサステナブル。
それは特別な誰かの話ではなく、わたしたち一人ひとりの暮らしの中にもあるんです。


わたしの暮らしの中の、小さなサステナブル

たとえば、わたしの場合――

朝、自分で摘んだヨモギをお茶にして飲むこと。
お掃除には、重曹と純石けんを使って洗剤を手づくりすること。
トイレを出るときに、次の人のために便座の裏まで拭いてから出ること。

スーパーで買い物をするときは、棚の奥からではなく、手前にある賞味期限の近い商品を選びます
誰かが捨ててしまう前に、それをちゃんと食べきる。
それだけでも、わたしには大切な“サステナブルの形”なんです。

ムリせず、でも“ちょっとだけやさしい方”を選ぶ。
そういう積み重ねが、わたしの「サステナブルな暮らし」です。


「サステナブル=”意識高い系”の人がやること」じゃない

「オーガニック製品を使わなきゃいけないの?」
「高いエコグッズを買うのが正解?」
「なんだかハードルが高そう…」

そう感じる人も多いかもしれません。
でも、本当に大切なのは**“心の方向”**です。

できる範囲で、気づいたところから始めてみる。
完璧じゃなくていい。むしろ、ゆるやかに続けられる方が、きっと価値がある。

稲の葉にとまったアマガエルと、夜の水田に舞うホタルを描いた日本画風の風景イラスト。
ホタルとカエルのいる日本の夏の風景

小さなやさしさが、未来につながっている

「サステナブルってなに?」と考え始めたとき、
きっともう、あなたの中でサステナブルは始まっています。

大きなことじゃなくてもいい。
今日、道に落ちたゴミをひとつ拾う。
買いもののとき、奥からではなく手前の食品を選ぶ。
トイレを使ったあと、次の人のことを思ってきれいにする。

それって、未来の自分や、大切な誰かへの
ちいさな手紙みたいなものだと思うのです。


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