「薬草風呂」といえば、やっぱりヨモギ
ヨモギって、実は食べたり飲んだりするだけじゃなく、
**「お風呂に入れる」**ことで体のめぐりをととのえてくれるんです。
子どものころ、おばあちゃんが作ってくれた“ヨモギ湯”が、なんとも言えないいい香りで、
ふわぁ〜っと心も体もほぐれたのを覚えています。
🛁 ヨモギ風呂のうれしい効能(と言われているもの)
効果 | 説明 |
---|---|
✅ 冷えの改善 | 血行を促して体の芯からあたたまる |
✅ 肌荒れケア | ヨモギの成分が殺菌・抗炎症に働くと言われています |
✅ リラックス | 香りが自律神経を落ち着かせ、気分が穏やかに |
✅ 生理痛や更年期対策 | 「子宮をあたためる」「巡りをよくする」民間療法として伝承あり |
※医療効果を保証するものではありませんが、実際に「気持ちいい!」と感じることが一番の効能かもしれません。
🧺 ヨモギ風呂の作り方(自家製/市販の2通り)
🟩 ① 自分で摘んだヨモギで作る場合

- 新鮮なヨモギ(生 or 乾燥)を30gほど用意(出がらしのおちゃでも◎)
- ガーゼなどで包む(だしパックが便利◎)
- 洗濯ネットやだしパックに入れて、湯船にポン!
※精油成分が出やすくなるので、(可能なら)沸かす前の水に入れておくのがおすすめです。
🟨 ② 市販の「ヨモギ入浴パック」を使う
最近は、乾燥ヨモギの入浴用パックもネットで手軽に買えます。
毎回摘むのが大変…という方はこちらも◎
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💡 注意点
- ヨモギ(キク科)アレルギーがある方は使用を控えてください
- 追い炊き機能のあるお風呂では、ハーブの繊維が配管に詰まる可能性があるのでネットや袋に必ず入れてください
🌸 まとめ:「香る温泉」が、おうちでできる
お湯にぷかぷか浮かぶヨモギの葉。
やさしい香りとあたたかさに包まれていると、疲れも悩みも、すこしずつほどけていくような気がします。
「なんだか今日は調子が出ないな」という日こそ、
ヨモギ風呂で、体と心をととのえるひとときをどうぞ。
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※本記事は筆者の体験および、一般に公開されている情報をもとに執筆しています。
ヨモギを用いた飲用・入浴・料理・セルフケアなどの活用法については、効果や感じ方に個人差があり、すべての方に当てはまるものではありません。医薬品や医療行為の代替を意図したものではなく、体調や体質に不安がある方、妊娠・授乳中の方、アレルギーをお持ちの方は、使用・摂取の前に医師や専門家へご相談ください。また、自己採取した野草を利用する際には、種類の誤認・衛生管理・配管詰まり(入浴時)などにも十分ご注意ください。詳しい情報や記事の引用に関するご案内は、【免責事項】をご覧ください。
ゑびす亭 編集室は、「やさしさと知恵で暮らしを整える」をテーマに、体験と実感をもとにした情報をお届けしています。
健康・美容・自然療法・暮らしの工夫・小さなセルフケアから、不思議な話や心に残るエッセイまで――
ひとりでも多くの人が「これ、ちょっとやってみようかな」と思えるような、実用性と物語のある記事を目指しています。
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