「そろそろ花粉が飛び始めてきたね」
その一言で、私は身構えます。
なぜなら、私にとっての“花粉シーズン”はただの鼻炎で終わらないから。
花粉→風邪→喘息→後鼻漏。
これが毎年やってくる、私の不調トライアスロンです。
今回は、そんなつらい季節の体調連鎖と、それにどう対処しているかを記録しておこうと思います。
同じような不調で悩んでいる方に、何かヒントになればうれしいです。
🌲 スタートは「花粉症」から
私はアレルギー性鼻炎(花粉症)持ちです。
鼻が詰まりやすく、春や秋になると目や鼻がムズムズ。
鼻で呼吸できなくなると、どうしても口呼吸が増えてしまいます。
そしてこの口呼吸が、風邪やインフルエンザの入り口になってしまう。
花粉の季節は目や鼻を無意識にこすりがちなのもあって、
自分でも「風邪にかかりやすくなってるな」と実感することが増えました。
🤧 次にくるのは「風邪や感染症」
鼻の奥がつまって、のどがカラカラ。
目もかゆくて、ぼーっとする。
そんな状態で外に出て、電車に乗って、仕事していると、
ほんの少しのウイルスにもすぐやられてしまいます。
高熱は出ないまでも、喉が痛くなったり、咳が出たり。
花粉症と風邪が重なると、体の疲労感が倍増します。
🫁 そして「アレルギー性喘息」の発作が
風邪がようやく治った……と思ったころ、
今度は夜になると咳が止まらなくなる。
咳が出だすと止まらない「オェッ」ってなるほど。ここだけの話マジでちびる。
少しの刺激ですぐに咳が出るので「のど飴」が手放せない!
軽い動きで息切れするようになる。
病院で相談したところ、
「これはアレルギー性の喘息ですね。花粉や風邪が引き金になってると思います」と言われました。
薬を飲んで少しずつ落ち着いてきた頃に、ようやくひと息つける……
かと思いきや、また次の不快感が。
🫤 最後にやってくるのが「後鼻漏」
この後鼻漏がまた、地味につらい。
- 一日中鼻から喉に落ちてくる鼻水が気持ち悪い
- 痰のようなものが絡むのに、出ない
- 鼻は詰まっていない。なのに喉には流れてくる
一度出ると何日も続き、気分も下がってしまいます。
🩺 私が実際に試してよくなったこと
🏥 ① 耳鼻科での治療
つらいときは耳鼻科へ。

そのときに処方されたのがこちら。
- ネブライザー(病院で吸入)
- 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
- 点鼻薬
- 抗ヒスタミン薬
これがとても効きました。これはアレルギーが原因の時の処方だそうです。
すぐに後鼻漏がかなり軽くなり、もっと早く行けばよかったと思いました。
🏪 ② 市販薬:チクナイン
風邪のあと、後鼻漏だけがしぶとく残ることがよくあります。
風邪の症状は治まっている、鼻も詰まっていない。
なのに喉の奥に流れてくるネバっとしたものが一日中気持ちわるい・・・これが1か月近くたっても治らない。
そんなときドラッグストアで見つけた「チクナイン」を購入。
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思ったより早く効き始め、3日ほどでほぼ気にならなくなりました。1瓶(飲み切るころにはすっきりしていました。
チクナインは「辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)」という漢方がベースで、
副鼻腔の通りをよくする作用があるそうです。
🌿 後鼻漏に合う漢方薬まとめ
私が試した漢方を含めて、後鼻漏の症状に合わせた漢方薬をまとめておきます:
自分の症状のタイプによって選び分けることをお勧めします。
🌬️ 日常で心がけている予防法
- 鼻うがい(ぬるま湯+塩で簡単に)▶洗浄水レシピと
- 加湿(湿度50~60%)
- 水分をたくさんとる
- 花粉を持ち込まない(服・髪のケア)
- 睡眠をしっかりとる
そして何より、「あ、いつもの流れが始まったかも」と思ったときに
早めに対処することが大事だと実感しています。
🌸 最後に|この時期の不調を“連鎖させないために”
私のように、
「花粉 → 風邪 → 咳(喘息)→ 後鼻漏」という流れが毎年起きる人は、
きっと少なくないはずです。
でも、自分の体質やパターンを知って、
その都度やさしく整えてあげるだけで、ずいぶん楽になります。
一番しんどかったのは、
「これ、いつまで続くの?」と先が見えない気持ちでした。
だからこそ、この記事が誰かの“抜け道”になるよう願っています。
あなたにも、穏やかな春が訪れますように。
※本記事は筆者の体験および一般に公開されている情報をもとに執筆しています。
効果・効能には個人差があり、すべての方に当てはまるものではありません。
医薬品や漢方薬、サプリメントの使用にあたっては、必ず商品の説明書をご確認のうえ、ご自身の体調や体質に応じて、医師・薬剤師・登録販売者にご相談ください。
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